印刷用紙について
投稿日時:2017-06-28 14:12:30
最近では、印刷につかう用紙にもこだわりを持つようになってきました。実際に仕事でデザインや印刷を行うとして、白い紙に印刷されるばかりではないと思うのです。カラーペーパーはもちろんですが、例えばクラフト紙のような独特の色と質感を持っている紙や、和紙などの風合いのある用紙、トレーシングペーパーや印刷用フォルム素材、布地へのプリントなど、印刷する素材によって、同じ図案でも全く違ったものになります。
印刷する用紙によってどういう風に出力されるのかも見越してデータを作らないと、仕上がり段階で後悔をすることになりますので、試行錯誤を繰り返しています。色のある紙を利用する場合、下地の紙の色が出るスルーインクか、下地の色が出ないノンスルーインクかでもかなり変化がでますね。
家庭用のプリンタで印刷をする場合は、何度も自分で出力見本を作ってみることができますが、印刷所に依頼する場合は仕上がりの予測がつかないと大変です。印刷所によっては用紙や印刷の見本を配布してくださっているところもありますので、依頼する前になるべく取り寄せておくことにしています。
印刷するものの素材を含めた上でデザインができるようになれば、ワンステップレベルアップをしたような気持になれますね。
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